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2021年 02月18日

Luye Pharma Switzerland AGが東和薬品株式会社(東和薬品)へ、日本市場におけるリバスチグミン・マルチデイ経皮吸収製剤(リバスチグミンMD)の開発および商業化に対する独占的権利を付与する契約を締結

Luye Pharma Group の子会社であるLuye Pharma Switzerland AGは東和薬品株式会社(東和薬品)へ、日本市場におけるリバスチグミン・マルチデイ経皮吸収製剤(リバスチグミンMD)の開発および商業化に対する独占的権利を付与する契約の締結を発表した。

アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制の適応取得を目的として開発中のリバスチグミンMDは、週2回の経皮投与による革新的なドラッグデリバリーシステムを採用し、Luye Pharma Groupがこの製品の国際特許を有している。また、同製剤は現在ヨーロッパにおいて製造販売承認申請中であり、日本ではまもなく第III相臨床試験が開始される予定である。

「東和薬品との協業は、日本においていまだに満たされていない治療ニーズに対応するという、私たちの取り組みにおける重要な布石の一つと捉えています。東和薬品の豊富な事業経験と強力な運営体制を通して、この新しい治療法を日本の医療現場に提供できる日が間もなく来ることを確信しています。」と、株式会社Luyeライフサイエンスグループジャパンの代表取締役社長である金子潔は述べている。「革新的な医薬品、サービス、テクノロジーを中国と日本の双方の市場にもたらすことがLuyeライフサイエンスグループジャパンの目標です。私たちは、この協業を日本市場でのより広範な関係構築の始まりと考えています。」

リバスチグミン・マルチデイ経皮吸収製剤について

リバスチグミン・マルチデイ経皮吸収製剤は、アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制の治療薬として開発中の週2回投与の経皮吸収製剤である。この製品は、Luye Pharma Groupが独自に開発した経皮吸収製剤プラットフォームで、中枢神経系治療分野における同社の中核製品の一つに位置付けられている。

Luye Pharma Groupについて

Luye Life Sciences Groupの傘下にあるLuye Pharma Groupは、医薬品の研究開発、製造、販売を専門とする製薬会社で、中国、米国、ヨーロッパ、日本を含む世界80以上の国と地域、さらに急成長を遂げている新興市場においても事業展開を行っている。同社は、中国、米国、ヨーロッパに研究開発センターを設立し、中国に中枢神経系、悪性腫瘍、循環器系、代謝、その他の治療分野をカバーする30を超える候補薬、その他の国際市場にも10を超える候補薬を携える強力なパイプラインを有している。 加えて米国、ヨーロッパそして日本ではマイクロスフェア、リポソーム、および経皮薬物を含むデリバリーシステム技術において国際基準を満たす製品を開発しており、生物学的抗体、細胞治療、遺伝子治療などの分野もおいても積極的に開発を行っている。また、8つの製造拠点でGMP品質管理と国際標準管理システムを満たす30を超える製品生産ラインを保持するグローバルサプライチェーンを確立している。

Luye Pharma Groupにとって日本は重要な市場であり、現在多くの新薬が臨床試験中である。中枢神経系および腫瘍治療分野に焦点を当て、日本市場への事業開発活動を継続し、日本および中国双方に有益な関係を構築することを目的に新たな協業の機会を模索している。

※この記事は、Luye Parma Groupのニュースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。詳細はhttps://www.luye.cn/lvye_en/view.php?id=1905をご参照下さい。